存在驚愕〜THAUMAZEIN〜気づきの日々

アクセスカウンタ

zoom RSS カナディアンカヌーを漕いだ思い出

<<   作成日時 : 2017/04/12 20:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

NATURE LAND B1[1/3]
***********************************************************
【秋のあるネイチャーな一日の個人的レポ】2000/10/09 MON 雨〜曇


秋めく十月の初旬。
とは言っても緑の色はまだまだ濃くて、「紅葉」の「こ」の字もまだ見えない、山に囲まれた湖での事…

「あの山の向こうは秩父です」という言葉が 微かに木霊を残して空気に流れる。
辺りには雨上りの少し湿って冷たい、そして初秋の清らかなかおり。
…と、何もったいつけておるのか、早く話を始めんかいっっっ……って、すみません。はい。
話は武州埼玉、秩父にも近い自然豊かな、そして和紙の里で知られる小川町での事。その小川町のそのまた郊外、山に囲まれたあるみずうみ。地元の「知っている人だけが知っている場所」という秘密のスポットで、昨年松元が川越でグループ展をした時のメンバーが集まりBBQ…という企画があったとさ.........「くらり」は川越のクリエイターが数人集まって『銀花』(マイナーに有名な)のギャラリーでグループ展をした時のなまえ。今は、川越で違う「くらり」があるけど、私たちが先だったのよ!言っとくけどね!


画像
画像
画像


カヌー1カヌー2 カヌー 3
写真提供RITUKOさん。<VERY THANKS!! 
赤いライフジャケット=ワタシ



[その日は朝から雨だった]
BBQ…の筈のその日は朝から降りしきる雨。
見上げると、いかにも厚い雲の層が垂れ篭めていて、「本日は一日中雨です」と宣言している。
メンバーの一人が「予報、お昼から晴れるって言ってたから大丈夫っすよ」ホントかなあ、かなり疑いつつ全員が揃うのを待つ。(メンバーのうちの若干一名、絶対に時間どうりに来ない、というお墨付きの方を待つこと数時間…笑)時間は無常に過ぎる。屋根を叩く雨の音が強くなる。「晴れるわけがない」と思いつつ、雑談しながらメンバーT氏の工房の見学をしているうちにふと気が付くと雨の音が無くなっている。「……?」雨が止んでいる?
誰のおこないが良かったのか(あいかわらず雲の層は厚かったが)雨は上がった!
さて、こうなれば、曇ってたってなんだって出掛けなきゃあ!てんで、一同2台の車に分乗して、いざ山へ。
(BBQは中止になったので、まずは里で昼食を腹に詰め込む作業)昼食が終わると何だかもう一仕事終えたような気分になって、後はオプションという気分になったけれど、どうしてどうして、メインディッシュはこのあとにやってきた!!

その秘密の場所はどうやら、車道の脇の小さな道を下っていった先にあるらしい。わさわさと一同車を降りて、砂利道を沢に下っていく。途中、メンバーのMさんが小さな悲鳴をあげたので、何じゃらほいと振り替えると「蛇!」と言って、Mさん、小さな蛇を追い掛けてカメラを構えている。みな笑いながら(平気な様子で)更に道を下っていく。(蛇の駄目な人は居ないようだ)そして。
木々の影が割れて明るく広い場所に出た。先に、緑色の水が広がっている。「!!」一同の歓声。ダムが沢を塞き止めた、小さな湖だ(と言っても。かなり、結構、広い)車道からは、まったくの死角。これが秘密のスポット!なるほど。納得。
運んできたカヌーを湖に浮かべる。これからが本日のメイディッシュ!カヌーの水上散歩だ。
このカヌーは3人まで乗れるらしいが、とりあえず持ち主のT氏が漕ぎ方を教えながら2人づつ乗ることに。皆、へっぴり腰加減でゆらゆらするカヌーに順番で乗っていく。松元もこわごわそれに続いた。櫂を渡され、舳先の方に座る。舵は後に座ったT氏にまかせ、さあ、水を掻き、岸を離れて水上を滑りだしたとたん…
これが実に実にキモチのいいもので、松元、思わず脳味噌からアルファー波が。
勿論初心者の私は漕ぎ方なんかわからないけど、櫂を持つと自然に手が動く。漕ぎ方を教えてくれたT氏が、漕いだことあるの?と聞くくらい板に付いていたらしい。(ほんとか?と思う皆様には想像にお任せ・笑)水の上を静かに滑るカヌーは、自然に馴染んでいて「水上散歩」という言葉がぴったりだ
櫂が水を掻く音が規則的なリズムを刻んで心地よい。
水の色は「ビリジアン」−ふかみどりいろで、なまりいろの空の色と妙に調和していていい感じだ。
櫂を動かし、ひたすら漕ぐ事に夢中になっていると、いつのまにか水際をはるかに離れてダムの近く、水流がざあざあと音をたてて落下する所まで来ていた。振り替えると遠くにみんなが焚いている火のあかりが頼りなく燃えているのが見える。そのあかりは、小さく、弱々しく、自然のなかの人の営みがなんと頼りないものか教えているようだ。。。

そして、水面のはるか下に棲むものは何だろうと想像する。
あの緑色の水の下には何が居るのだろう…。

…湖面はあくまでも静。水が全ての音を吸い込んでしまっているようだ。そして水に吸い込まれた音は、四方の山を上空へ翔け登り、天に達っして向きを変え、地上に降ってくる。
これは、木霊か。
その音の反射が降ってきた時、自然に包み込まれたような不思議な感覚がした。

[やがて夕暮]
山の夕暮は早い。うっすら闇がおりはじめる頃、撤収。
帰り道はすっかり夜道。湿気のある空気が霧になって全ての景色がうすぼんやりと夜の中に沈んでいる。「狐とか狸が化かしにきそうなくらいの山道」という話から、隣に座っているSさんとそんな話になっていった。
彼女のお母さまはこどもの頃に「狐の嫁入り」を見たことがあるそうだ。夜、遠くに明かりが行列をなして移動していくのが見えた、という。そして、…家など無い筈の場所に明滅する、灯の燈った[民家]……
「親戚のおばさんは、化かされたことがあるのよ」彼女の話は続く。
道を行く老婆が大きな荷物を牽いていたので、彼女のおばさんはそれを手伝って後から荷物を押していたら、いつのまにか3つ先の駅のベンチに座っていた、という話とか…。
こんな話がつい何十年か前まであるって事は、やっぱり埼玉の自然の奥深さを感じるじゃないですかい。
いいもんだな、そういうの。不思議が無くなってしまうような時代は面白くも無い。今日のくくりはそれかな?と思いながら、里に降りてきた松元であった(^_^;;;)

****************************************************


BACK TO NATURE
▲地下2階:世田谷美術館 フィールドワーク
バックトゥネイチャー
松元がハまったNATURE ARTはこんなもの。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
カナディアンカヌーを漕いだ思い出 存在驚愕〜THAUMAZEIN〜気づきの日々/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる